肌の話をうかがっていたはずが、
肌の話ではなくなっていく。

「肌荒れの相談」のつもりで来られた方に、じっくりお話をうかがっていくと、 話はいつのまにか、眠りのことや、胃のことや、生理周期のことになっていきます。 そして、そちらのほうに答えがあることが、何度もありました。
たとえば、こんなことがあります。
「酒さ(しゅさ)です」と診断されてご相談に来られた方に、お話をうかがっていくと、 実は酒さではなかった——ということが、何度もありました。 酒さは、ニキビや他の皮膚疾患と見分けがつきにくい病気だからです。
逆に、「ニキビ」だと思って何年も薬を使ってこられた方が、お話の途中で、まったく別のことに行き当たることもあります。
診断名が変われば、向き合う場所も変わります。だから私たちは、肌のことだけを聞くことはしません。
表に出ている症状を治すために、
本当に向き合わなきゃいけないのは、
内臓だったり、ストレスだったり、
中身だったりする。
正直に、お伝えします。
本気で悩んでいる方に、自社の商品を売らずに、専門の医師をご紹介してきた時期があります。 スキンケアで届く範囲には、境界線があるからです。
塗るものだけでは足りない。では、何を。その問いに私たちなりの答えを出すのに、4年かかりました。










